受験を勝ち抜いていくために必要なのは学力ですが、その学力を手に入れるまでの過程ではモチベーションの保ち方や勉強に挑む姿勢が重要です。学力は、理解と記憶によって構築されていきます。
記憶力を高めるためには、睡眠が重要であるということをご存知でしょうか。

短期記憶と長期記憶

暗記したりの授業で学んだことは、脳の海馬と呼ばれる部分で一時的・短期的に記憶されます。短期記憶は要領や保持時間が短く、押し出し式で更新されていきます。つまり、短期記憶は大脳へ長期記憶として移さなければ忘れてしまうのです。

海馬に保管された短期記憶を大脳へ長期記憶として移すためには、睡眠が重要となります。眠っているとき海馬にある短期記憶の整理が行われ、大脳辺緑系にある扁桃体が記憶の重みづけをして大脳へ移します。

この作業が行われる時間(睡眠時間)が短いと、短期記憶がしっかり長期記憶に移行できず、せっかく勉強したことが残らない可能性が高くなるのです。つまり、脳にしっかり記憶する必要がある受験勉強では、睡眠時間を削って徹夜を続けることは適していないのです。

本当に睡眠だけでいいの?

塾で学んだことを長期的に記憶することで、確かな学力へとつながります。しかし、しっかり睡眠を取るだけでは不十分です。長期記憶の貯蔵期間は半永久的であると考えられていますが、貯蔵した記憶は繰り返し思い出すことで常の情報として活用できるようになります。

つまり、塾の勉強で学んだことを十分な睡眠で長期記憶へ移動させたら、復習によって何度も思い出すことが必要です。また、最初に短期記憶として暗記する段階でしっかり海馬にインプットできなければいけません。

海馬にしっかり記憶するためには、その情報にインパクトや喜びなどの刺激要素があることが重要なのです。塾での勉強では、インパクトのある内容や「わかった」という喜びが、その刺激要素となります。

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