特色選抜に関して

特色選抜とは

栃木県県立入試の1つで、一般入試により先に行われます。

各学校が示す、資格要件を満たしている受験生が出願することができ、

合格した者は必ず入学しなければなりません。

よって、私立入試に見られる滑り止めには使えません。

各高校が定員内での特色選抜の割合を示します。

(例)宇都宮南高校では定員320人に対し30%程度と示されているので、

特色選抜で合格される人数は96人、約100人となります。

特色選抜と推薦入試の違い

以前栃木県で行われていた推薦入試との違いは、学校長の推薦ではないことです。

推薦入試は、学校からの推薦により出願が可能となりますので、校内審査に通らなければなりません。

同じ高校を目指す方がいればライバルになりますし、全員通るものではないので、この校内審査が第一関門となります。

その分、校内審査が通り出願できた方は推薦入試を合格できる方も多かったです。

校内審査を通り学校長の推薦があるので、高校側としても好意的に捉えられるわけです。

もちろん受験生が多くなれば、中学校側の推薦があったとしても必ずしも合格するものではありませんが。

それに対し特色選抜は、資格要件を満たしていれば出願することができます。

中学校側の推薦は必要ありません。

そのため、特色選抜に変更されてから出願者数は増えました。

資格要件に関しても厳格な書き方をされていない場合がほとんどです。

例えば、「評定平均4.0以上」と書かれると、出せるかどうかははっきりしますが、「本校の学習に適応できる十分な学力」と記載されている場合、3.9や3.8でも適応できると自身が判断すれば問題なく出願できます。

特色選抜の出願

上記の通り、特色選抜に変わってから出願者は増えました。

入試日を2日間設定する高校も出ました。

出願のハードルが下がったこともあり、

2度受験の機会があると捉える方が増えたとも感じます。

では特色選抜のメリット・デメリットはどのようなものがあるでしょう。

特色選抜のメリット・デメリット

まずメリットは、

①2度受験の機会がある ②自身の長所を前面に出すことができる

③1年生からの努力が評価されるので、一般入試のような当日勝負とならない

①は、言葉通り2度チャンスがあること。どんなに努力をされていたとしても、

当日力を発揮できなければ残念な結果になってしまうこともあります。

そこに特色選抜という機会を加えることは大きなメリットです。

推薦入試と違い特色選抜と一般入試は別の高校を受けることも可能です。

②は、校外活動や生徒会活動など自身が力を入れてきたことをアピールすることができます。

当日の筆記試験が無いので、中学校生活で生徒会や委員会活動・部活動を

積極的に行い結果を残している方は、最大限のアピールができます。

③は、内申点として通知表の成績が3年間分載ることになるので、

1年生からコツコツ学習をし成績が良かった方は有利になります。

提出物や授業態度ももちろん影響します。

続いてデメリット。

①合格の基準がはっきりしない ②3年生から頑張った方など、巻き返しのきかない部分もある

①は、内申点・面接・作文で合否が決まるため、納得のいかない結果になることもあり得ることです。

筆記試験のように○○点で合格となればわかりやすいですが、

面接・作文の点数化は難しく、会心の出来と思っていても点数にならないこともあり得ます。

また、生徒会活動や部活動などの評価もはっきりとしたものはありません。

そのため、「自分より成績の悪い○○さんが合格した。」というケースがあります。

②は、3年間の成績が必要となるので、1,2年生次に真面目にやっていなかった方は、

3年生になって気持ちを切り替え学習に打ち込んでも総合的に不利となります。

特色選抜は2月上旬に行われるので、それまでの期間面接や作文に時間を取られてしまうこともデメリットの1つとなります。

以上のことを踏まえ、ご家庭や先生と相談しながら出願するかを考えていきます。

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